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日本人のための海外記事

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米・化学兵器をシリアに輸送

Putin Orders Nuclear Forces To Highest Alert After Obama Moves Chemical Weapons To Syria

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1月27日

ロシア国防省によると、昨晩、米国陸軍化学防衛医学研究所(USAMRICD)およびエッジウッド化学生物センター(ECBC)に所属する、米軍化学兵器部隊の精鋭がトルコ国境に近い、シリア北部ハサカ県にあるルメイラン飛行場に到着したという。

この報告を受けたプーチン露大統領は、トーポリ・トーポリM大陸間弾道ミサイル(ICBM)と可動式核ミサイル、ヤーズ(RS-24)を装備している、戦略ロケット軍部隊(SMF)10連隊に対して、「最高警戒態勢」に入るよう指示したという。

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露軍の警戒態勢は、米軍が大規模な軍事介入を正当化するために、レバント紛争地帯において化学兵器を使用し、それをシリア軍の行いとする「偽旗作戦」を展開するのではとの見方を強めている為である。

 米軍の化学兵器部隊がシリアへ派遣された事に加えて、さらに危惧されるのは、米空軍が化学兵器部隊をシリアへと空輸する前に、米ケンタッキー州で一度着陸していることである。同州には神経ガスサリンを含む、違法に備蓄された524トンもの化学兵器がある。

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オバマ政権の、このような状況を悪化させかねない行動の背景には、連日行われているロシア軍の空爆によって、アメリカが支援するシリア内の反政府軍が、主要都市から退却せざるを得なくなっているという状況がある為ではないだろうか。先週、露軍の空爆により陥落した、ヨルダン国境とダマスカスの中間に位置する都市シェイク・マスキーンは、CIAの南補給ルート上の戦略的に重要な基点にあった。

オバマ政権は、支援するシリア反政府軍の敗退を推定してか、先週末トルコに米副大統領ジョセフ・バイデン氏を派遣、米軍がシリアに介入する準備があるとの声明を出し、また米の動きに関連し、トルコ軍もシリア国境に軍を固めている。

シリア侵略は、アメリカによる覇権国家戦略の踏み台に過ぎず、後に拡大していくことをロシアは危惧しているという。ロシア安全保障省ニコライ・パトロシェフ氏はこのように述べる。「アメリカ指導部の目的は世界支配であり、よって彼らはもはや強いロシアを望んでいない。むしろ可能な限り弱体化させ、彼らによればロシアの管理下には相応しくない、ロシアの豊富な資源を手に入れようとしている」

また、アリゾナ大学名誉教授ガイ・マクフェルソン氏は先週末、アメリカの動きに対して以下のような警告を発した。「レバント地帯において、アメリカはロシアとの緊張を意図的に高め、大規模な戦争を始めようとしている」

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アメリカ軍は今週、今後シリアとイラクにおける、一般市民の死傷者の情報公開方法を変更すると発表した。これは米軍史上初めてのことである。これにより、爆撃や戦闘における一般市民の死傷者数を、マスコミを通じて知る事が不可能になるという。

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